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昨日に引き続き、
「パルミジャーノ・レッジャーノと日本酒のペアリング」の、イベントのお話。
昨日は味わい方までのお話を書かせて頂きました。

香り確認中のアンドレア
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日本で売られているパルメザンチーズのメーカーは色々ありますが、
目に浮かぶ緑のボトルのアレはアメリカの会社のもの。
当然、北イタリアの限定生産地域の生乳ではないのです。

まぁまぁ、ボトルの粉チーズはわかるにしても、
お高級なスーパーマーケット等で売られている塊のパルミジャーノ・レッジャーノ。
うんうん。
商品名も「パルミジャーノ・レッジャーノ」だし、見た目もそうだしね!
と、思いきや必ずとも本物ではないことも・・・

そう。

「パルミジャーノ・レッジャーノ」と、名乗っていいのは、

北イタリアの限定生産地域の生乳を使ったものだけ。

でしたネ!

そうなんです。
塊のものでも本物ではない可能性大。

EUの法律で定められた規定をクリアしたものだけが名乗れるチーズなので、
本物のパルミジャーノ・レッジャーノには 
この↓ マークの記載があるそうです。
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み・見づらい・・・

写真の腕は見逃して頂いて・・・

残念ながら、マークがないパルメザンチーズのほうが日本のスーパーでは多いのが現状だそう。
この話を聞いただけで、すぐにでも買いに行きたくなる私(笑)
絶対に探そう!と、心に誓ったのでした・・・


さて、今日は日本酒とのペアリングのお話です。
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パルミジャーノ・レッジャーノに合わせるお酒は、
土佐酒造株式会社の「桂月」

創業明治10年の酒蔵です。
って、知ったかぶって書きましたが初めていただいたお酒。

ちなみに社長は男前です
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英語は多分ネイティブ・・・

今回は3種類の桂月をいただきました。

桂月 吟之夢 純米大吟醸40
桂月 吟之夢 純米吟醸酒55
桂月 相川響 山廃純米酒58

(限定品) 桂月 吟之夢 純米大吟醸 40 蔵囲い一年熟成 720ml 要冷蔵

価格:2,750円
(2019/11/28 08:39時点)
感想(0件)


大吟醸は限定品だったのですね・・・
ものすごくフルーティーで、美味しかったです!


大吟醸、純米吟醸、山廃純米に合わせて、
パルミジャーノ・レッジャーノの切り方も3種類。

粉状
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この美しい手は私の手ではありません。
向かいに座られたものすごい美人のマダム。
美人は手まで綺麗!

スライス
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この手のお方は人気インスタグラマー。
有名人です。

かち割り(チャンク)
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そして!
この手こそ佐野嘉彦先生!!

フードジャーナリストで「sembrar センブラール」の主宰されています。
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この佐野先生の話が、分かりやすいし面白いんです!!

佐野先生のお話を伺っていると、
本当にお酒とチーズを楽しまれているのが伝わり、
「やってみよ~!」と素直に思ってしまいます。

佐野先生のおススメのパルミジャーノ・レッジャーノの切り方と、
日本酒を組み合わせがコチラ↓

大吟醸 × 粉状
純米吟醸 × スライス
山廃純米 × かち割り


大吟醸は香りからしてフルーティーなので、
粉状にして瞬間の香りを一緒に楽しむ。

華やかさがある純米吟醸には、お酒のコクもあるので、
舌触りの残るスライスが合う!

そして山廃純米
こちらは一番さっぱりしているけれど旨味が一番強いお酒。
なので、溶かしながら食べるかち割りに合わせると
旨味の速度が重なり、美味しくいただけるそうです。

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なるほど~!!
と、どんどん試していく私(笑)

お酒の飲み比べだけでテンションが上がるのに、
そこにパルミジャーノ・レッジャーノのペアリング!

しーあーわーせー

さらにさらに、板倉布佐子シェフのお料理
(イタリア料理教室 effe-co エッフェ・コー 主催)
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イタリアン冷奴
刻みオリーブにパルミジャーノ・レッジャーノの削りおろし。
そしてオリーブ油。
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パルミジャーノ・レッジャーノと日本酒のリゾット
トッピングは明太子。
ワインには合わない魚卵系も日本酒ならピッタリ
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イタリア風だし巻き玉子
パルミジャーノ・レッジャーノをたっぷり使ったフリッタータ(卵焼き)
に野菜のスープ(ブロード)で。

一番すぐにでも真似たい!!
と思ったのは冷奴。
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佐野先生がおつまみとして食べている組み合わせだそうで、
これが美味しかった!

お豆腐にオリーブ油・・・?と、思いきや、
刻んだオリーブとパルミジャーノ・レッジャーノでしっかりイタリアン!

めっちゃ美味しい!
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先ほどのテイスティングで残していた削ったパルミジャーノ・レッジャーノで
追いチーズもしっかりしました(笑)

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リゾットは日本酒の甘味がしっかり残っていて、
白ワインで作るより優しいお味

使っている日本酒が良くなければ、この味は絶対に出せません。
でも、いい日本酒は全部飲んじゃいます・・・

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だし巻き玉子は出汁が美味しすぎて・・・(涙)

野菜でとった出汁にパルミジャーノ・レッジャーノの皮を一緒に煮ているそう。
そのまま食べるには勇気がいる皮の部分。
なるほどのプロの技です!

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本物の食材と、プロの確かな目と腕。
プロフェッショナルの素晴らしさを体感させて頂いた1日となりました。

お土産には豪華な3点セット!
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このアーモンドナイフは買って帰ろうと思っていたので嬉しい

ホックホックで家路につきまして・・・


そして・・・・


買うよね~(笑)


近所のイオンで唯一マークがあった商品
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498円(税別)
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498円でも本物です
さっそく今夜、お酒と頂きます!


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